こんにちは。やりたいこと、将来について書きます。未来設計。
大学生になって1ヶ月、世の中には頑張っている人が沢山いることに気付かされました。
色んな人の話を聞いていると全部面白そうに思えてくる。そんな中、自分がやりたいことを見失いそうなので、一旦立ち止まって言語化しておきます。(2024/05/09現在)
僕の興味について考えました。何にワクワクして日々モノを作っているのか。
僕のモノづくりへの興味は2つに分けられる気がしています。
1つ目がプロダクトを通して新たな体験を創ること。2つ目がその体験を様々な技術を学んで積み上げて作っていくこと。 大きく分けてこの2つのことに対しての興味関心が、僕のモノづくりの原動力だと思います。
この両輪を少しづつ進ませながら、これまで6年間ロボット開発を続けてきたような気がしています。
例えば燈で開発したMovingDisplayは、現実空間に仮想空間のオブジェクトが固定されているような新しい体験を作るために開発しました。
そして、その目的を達成するために、メンバーに協力してもらい、メカ、回路、ソフトをできるだけ低レイヤーから学び作り上げました。その1つ1つの技術が組み合わさり、理想としている動きが完成しいくプロセスがとても好きです。
このように何か新しいワクワクする目的に対して、要素技術を学び実装していくということが、僕のやりたいことです。
今の僕がどんな目的に対してワクワクするのかについて考えました。
昨年、開発したMovingDisplay, RobotArm, LEDPoleはどれもとてもワクワクしています。これらの共通点は、これまでに無い新しい体験を作っていることなのかなと思っています。
MovingDisplayはオブジェクトが固定されるような体験を模索し、RobotArmは人間のダンスのような体験をロボットから見出せないかと模索し、LEDPoleは空間を三次元的に捉えて表現フィールドにできないかという模索を行なっているつもりです。
また、別の側面では モノが主体の世界観 みたいなワードが隠されているような気もしています。人間の奴隷にならないモノみたいな。僕の開発してきたロボットは基本的に人間がコントロールして動くのではなく、何かしら自分で判断して動いています。そして、将来的には、自我を持つモノを表現できたら面白いなとも思っています。
この2つの側面を組み合わせてみると、計算機の世界を可視化するデバイスとも言えると考えています。計算機の持つ自我を、計算機なりの新しいカタチで表現する、そんなデバイスを開発してるのかもしれないです。そして、計算機と人間が対等に共存する未来がきたら面白いなと。
こんな目的を持ちながらも、そのデバイスを見ただけで、こういったことが伝わるモノを作るのが目標です。
次に学びたい技術について。技術を学ぶことで視野が広がり、より面白いアイデアが生み、実現できるようになります。
これまでの延長線上にいるであろう興味のある技術はここらへん。
また、最近は工学だけでなく、そこから人間に感じさせたいので、芸術寄りの技術にも興味があります。
こんな感じで、やりたいことはたくさんあります。
そして、ここら辺を学んでいくことで、最終的にはいつか新しいワクワクする体験を創ることができるんじゃなかなと思っています。
たくさんの技術を学んで、新しい体験を作りながら生きていける未来はどこにあるのでしょうか。
今のことだけ考えれば、やりたい順番で好きにやっていけばいいような気もします。でも、4年後の卒業するときに、何か色々できるだけのヤツになっちゃいそうだなという不安もあります。特に僕のいる慶應SFCは、それでも卒業できちゃう大学なのが危険です。
どれかの技術を一つ極めた方がいい気もしてます。燈には、2年前に僕のたてたロボットプロジェクトからロボットの世界に入ってきて、今や無限にパワエレを勉強して、DCDCやMDを自作しているメンバーがいます。すでに何言ってるかわかりません。彼と話していると、何でもいいから極めるのは大切だなと思います。広く浅く全部やるのか、一つを極めるのか。難しいです。
一旦、せっかく学部1年からでも研究室に入れるSFCにいるので、いろんな研究室に行ってみたり、論文読んでみたりして、将来の選択肢にどんなモノがあるのか考えようかなと思います。
どうしたらいいのかわからないですが、まずは7月の世界大会頑張ります。
おわり。